fc2ブログ

このサイトは第三者によってハッキングされている可能性があります

Wordpress改ざんが理由で、googleの検索結果が「このサイトは第三者によってハッキングされている可能性があります」になってしまうケースがあります。

ちなみに、サイトマップを登録しているサイトでは見たことはありませんが、サイトマップを登録していない場合はこのメッセージに高い確率でなります。サブサイトがやられたということで改ざん復旧のご依頼を受けたりします。

検索結果にこのメッセージが表示されてしまう場合は、スパム広告が作られています。しかし、データベースは侵されていません。.phpの改ざんを修正すれば解決します。難しい話ではありません。ただスパム広告が検索エンジンにたくさん登録されてしまうため、サイトの復旧が完了しても、googleに認められるまでに時間がかかります。

近いうちに記事にしようと思っています。それではまた!
スポンサーサイト



WordPress で改ざん被害に遭った場合の復旧方法をアップしました。

WordPress で改ざん被害に遭った場合の復旧方法をアップしました。 WordPress 改ざん時の対処法

扉の開いた玄関から侵入されるので、まずは玄関を閉めること。また侵入された際に盗聴器や裏口を作られていることもあるので撤去すること。イメージ的にはこのような感じです。

そして概要としては… 改ざんの入り口になる原因は、「ログインパスワードの問題」、「WordPress やテーマ、プラグインのバージョンが古い」のどちらかです。パスワードの変更と新しいバージョンにアップして、入り口を無くし、予防します。また不正なプログラムを削除し、また改ざん文字の修正を行い、サイトを復旧します。

ブログ形式で運用している場合は、この記事だけでなんとかなると思います。たとえばホームページ内でブログやアフィリエイトなど。しかし、トップページを置いたり、デザイン的に作りこまれているサイトは、専門知識がないと難しいかもしれません。

にっちもさっちも行かないときのおまじないとしては、テーマやプラグインなどに以下の内容の .htaccess を置いてください。もちろん当社で改ざん復旧サービスを行っておりますので、これでもダメならぜひご依頼ください。


RewriteEngine On
RewriteRule ¥.php [L]

何か良い方法はないかと最近、悩んでいること。


WEB サイト改ざん対策でご相談を数多く受けていますが、何か良い方法はないかと最近、悩んでいたりします。EC サイトは除きますが、一般的な企業サイトは、ご予算が壁だったりします。

悩んでいる理由としては、たとえば、サーバやネットワーク、BCP の保守メンテナンスであれば重要度や内容に応じて、臨機応変に変わり、パッケージのようなここからここまでと形が決まったものではありません。つまりご予算も含めた、お客様のご要望に応じたプランを作成します。

しかし、WEB サイト改ざん対策については、不正アクセスの侵入経路が決まっていますので、この予防は行って、あっちはやらないとご要望に応じるのではなく、要因はすべて潰す、あくまでもパッケージです。自社のホームページが荒らされたという被害者でもありますが、同時に閲覧中のお客様にウイルスを感染させる加害者にもなってしまうので、請け負う当社としても中途半端にはできません。しかし、一般的な企業サイトは、間接的に売り上げに貢献していても、直接的にナンボと計測が難しく、ご予算が壁だったりします(維持費がかかるなら運営が厳しい)。 

エンジニアとして曲げられない信念がありますが、いち企業の社長としては、ご予算と言われると痛いほどわかるところでもあります。しかし、パソコンがウイルス被害にあって駆除依頼を受けたお客様と話していると、たとえ5ページくらい小さなサイトであっても日本の商用サイトはしっかり管理されていると先入観を持っています。

改ざん被害に遭いウイルスをばらまいてしまった現場も、その影響でウイルス感染してしまった現場も両方とも見ていますので、「予算の関係である程度の対策までしか行えない。しかし、利用者は企業であればしっかり対策してると思っている。」この考えのギャップは恐ろしく感じるところです。

そして出来ることと言えば、セキュリティを請け負ういち企業として、WEBサイトの改ざんに対する注意喚起と言いましょうか、例えばうちのホームページでは責任を持って改ざん対策をしています的な、「特定商取引法の表記」とか「個人情報の取り扱い」みたいな宣言を行っていこうと考えています(ホームページの変更が必要なため、順次変更します)。このような宣言がいろんなサイトで当たり前のようにはじまれば、自浄作用的にセキュリティに対する考え、水準がスパイラルアップするでしょうから、そのような発展があることを願って活動していきます。

企業ITセキュリティの問題

明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!

ウイルス駆除の現場で思うこと、やはり「根本は人」ということです。

例えば、ISO を取得し、義務化・制限の多い会社さんから受託することもありますが、PCを実際に運用する利用者レベルの話では、その根拠まで理解していないというのが実際のところです。

必要最低限のルールを実行することにより、その水準のセキュリティレベルは保たれます。しかし、もしその根拠をきちんと理解していなければ、ポカミスや誤解は防げないでしょう。ルールを真に生かすことは難しいのではないでしょうか。

本丸はてっぱんでも、端末から大きな事故に発展することもあります。できればPC関係の国家試験や各団体の検定試験取得を促し、利用者レベル向上を目指してください。もちろん、少数精鋭の会社さんであっても、外部の試験を活用することによりコストを抑えられますのでお勧めです。

今後も情報漏えいやサイト改ざん、ウイルス被害などの事故は無くなることがないでしょう。むしろ増えてもおかしくはありません。

いままでセキュリティ事故が起きたことのない会社さんであっても、ぜひ利用者レベル向上について計画してください。

プロフィール

斎藤 実

Author:斎藤 実

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード

最新トラックバック